6000形の車両
1976年6月10日に琴以-白石間が開業したときに登場しました。開業当初は20編成×4両で80両で運行していました。1両3ドアです。
開業前の1975年に製造を完了したのが601編成で、6000形全編成の中で試作車(リーダー)となります。601編成(6000形の試作車)のことを6000形プロトタイプと呼んでいたらしいですよ。短く呼ぶとプロト車らしいです。ちなみに、1976年(開業前)に602編成~620編成が製造した編成を量産車と呼びます。
このプロト車は東西線の中で一番工事を終えた菊水⇔白石間で試運転をしていました。その時は東西線に車両基地がなかったので、地上からクレーン車でレールにのせたりしていました。どのようにしてのせたりしてたのか私も気になります。
『プロト車』と『量産車』にはいくつかの違いがあります。まず1つ目はみなさんもお分かりかと思いますが、顔です。上の2枚の写真を見るとすぐ分かります。601編成のみ丸みを帯びています。なぜ、丸みを帯びているかというと、2000形の曲面ガラスを用いたためです。また顔に編成番号がついているのも601編成のみです。
1982(昭和57)年3月21日に白石⇔新さっぽろ間が延伸し開業に伴い、621編成~624編成の4編成が登場しました。さらに、4両から6両に増えました(6100-6200-6300-6400-6600-6900)ので、24編成×6両で144両となりました。
さらに、1999(平成11)年2月25日に琴以⇔宮の沢間が延伸し開業に伴い、7両編成となりました(6100-6200-6300-6400-8300-6600-6900)ので、24編成×7両で168両となりました。
6000形の特徴を簡単に紹介すると、専用席は青・普通の席はオレンジです。車内には時計台などの札幌市の見所のイラストが描いています。車内側面はもちろん、天井にも描いていて、車内は明るい雰囲気でした。
しかし、2002年から廃車が進んでいき、2008年8月30日をもって6000形全編成引退となり廃車となりました。ですが、8300形については1998年or1999年に製造した車両なので、8000形に連結することとなります。8300形の塗装は8000形の塗装にし、8000形として運用することとなります。
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