↓2016年7月23日(この日は交通資料館祭り2016でした)、札幌市交通資料館にて撮影。2000形(1000形)の車両。
日本で4番目に開業した地下鉄
札幌市営地下鉄は1971(昭和47)年に12月16日に開業しました。南北線北24条から真駒内間を始めとして走り始めました。
なぜ札幌市営地下鉄が開業?
1972(昭和48)年に札幌でオリンピックが開催するに伴って、札幌は輸送を整備する必要がありました。そこで、札幌に鉄道を作る考えが出ました。しかし、札幌は大雪が降るため、外に鉄道をつくるには除雪が必要でしたが、その対策法が見つからなかったため、地下に鉄道(地下鉄)を作ることにしました。
地上区間がある!?
1971年12月16日に南北線北24条から真駒内間が開業しました。もちろん、地下鉄ですから地下を走りますよね。ですが、南平岸から真駒内までは地上へと走ります。なぜ、地上になったというと、南平岸から真駒内間は地下にするより地上にしたら工場費用が安くなるという点でその区間は地上になりました。地上区間にはシェルターがしてあり、防音や除雪をする必要がないという利点があります。
次々と関通と延長をした
1971年12月16日に南北線北24条から真駒内間が開通し、その区間は2000形が走っていました。
その5年後の1976(昭和51)年6月10日に、東西線が開業しました。琴以から白石間が開業し、その区間は6000形が走っていました。
その2年後の1978(昭和53)年に3月16日、南北線北24条から麻生間が延長し開業しました。それに伴って3000形が登場しました。1982(昭和57)年3月21日に東西線白石から新さっぽろ間が延長し開業しました。
1988(昭和63)年12月2日に東豊線栄町から豊水すすきの間が新たに開業、1994(平成6)年10月14日に豊水すすきのから福住間が延伸し開業しました。
1999(平成11)年に東西線琴以から宮の沢間が延伸し開業しました。
このように、速いスペースで開業と延伸しました。
開業と延伸が原因で赤字が増えた
開業と延伸した昭和時代はバブルが良かったですが、平成時代はバブルが崩壊し乗客が減ったことにより赤字になってしまいました。赤字の原因は乗客が減っただけではなく、開業と延伸も原因です。特に東豊線が赤字に増え続けています。
今後も赤字が増え続ける恐れがあります。それは、北海道日本ハムファイターズの本拠地は現在東豊線福住駅から徒歩で10分の所にある札幌ドームですね。
2018年10月、北海道日本ハムファイターズの新しい球場が北広島に建てることになりました。本拠地が北広島に変わって札幌ドームで試合がなくなると、東豊線を中心に乗客減少の原因で赤字が増える恐れがあります。札幌市交通局は、新さっぽろ駅や福住駅から新球場の北広島間をシャトルバスで運行するなどの対策をして黒字になることを願います。
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