札幌市営地下鉄南北線の歴史

↓2016年7月23日(この日は交通資料館祭り2016でした)、札幌市交通資料館にて撮影。2000形(1000形)の車両。

札幌市営地下鉄で初めて生まれた南北線

札幌市営地下鉄で初めて生まれたのが南北線

1971(昭和47)年に札幌でオリンピックが開催するに伴い、選手や観客や報道陣に利用可能な輸送機関が必要となりました。1965年からゴムタイヤ式の走行テストを行い、地下鉄南北線北24条⇔真駒内間を開業することを決定し、1971(昭和47)年に12月16日に南北線北24条⇔真駒内間が開業しました。それに伴い、1000形が運用を開始しました(後に2000形に改番された)。開業当時から、自動改札機が使われていました。

地下につくると費用がかかるため、霊園前(今は南平岸)~真駒内間は地上区間としました。地上区間にすると雪の影響でダイヤが乱れるので、開業前に何度も試験走行しましたが、何度も失敗したそうで、結果シェルターで覆うことにし、雪を侵入しない対策をとりました。

1978(昭和53)年3月16日に北24条⇔麻生が延伸しました。それに伴って3000形が登場し運用開始しました。そのときから、2000形は廃車が進んでいました。

1994年10月14日に、「駅名が暗すぎる」などの理由で「駅名を変更してほしい」という要望に伴い、霊園前から南平岸へ駅名を変更しました。

1995年10月14日に、朝ラッシュと帰宅ラッシュによる混雑解消の目的で5000形が登場し運用開始しました。運用開始日から、2000形・3000形到着の場合は緑色の乗車囗、5000形到着の場合は青色の乗車囗と分けて案内していました。2000形・3000形が到着する場合は、事前に放送で「次の(1or2)番ホーム(真駒内or麻生)行にお乗りの方は緑色の乗車囗でお待ちください。」と案内していました。5000形運用開始に伴い、LED式の電光掲示板が設置し電光掲示板でも案内をしていました。

1995年から、2000形が5000形に置き換えし、1999年6月27日に2000形は引退しました。

2009年から、3000形が5000形にまた置き換えが始まりました。2009年から運用開始の5000形の車内は液晶型で、日本語はもちろん、英語・韓国語・中国語でも案内しており、外国人にとっては分かりやすい案内かと思います。(新5000形)
こうして、2009年から2011年にかけて、3000形3編成を新5000形3編成置き換え、2012年3月25日をもって3000形全編成が引退・廃車となりました。

2012年6月からホームドアの設置が始まり、2013年3月に南北線全駅にホームドアの設置が完了し、4月にワンマン運転が始まりました。

2018年2月に、504編成をはじめ、車内電光掲示板と行き先表示がフルカラーに更新して運用を始めました。2023年度までに501編成~517編成がフルカラーに更新します。

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