1976年6月10日に、東西線琴以⇔白石間が開業しました。開業に伴い、6000形が登場し運用開始しました。当初は4両編成×20編成で80両で走っていました。車両基地は西28丁目~二十四軒間に設置し、そこに当初は6000形が管理されていました。(西車両基地)
開業当初からATO自動運転だった
ATO運転とは自動列車運転装置(Automatic Train Operation)を表す言葉で、列車を自動で運転することを示します。マスコンは使いません。
東西線が開業した当初からATOによる自動運転でしたが、乗り心地が悪かったそうで、1991(平成3)年に手動運転になりました。
東西線は2回延伸した
1982年3月21日に、白石⇔新さっぽろ間が延伸し開業しました。さらに、6000形20編成全てが6両化&6000形4編成が導入したので、24編成×6両で144両走ることになりました。
ひばりヶ丘駅近くに車両基地も設置され、延伸したときは東車両基地と西車両基地に分かれて管理していました。延伸し開業したした翌日、東豊線の連絡通路線の工事が始まりました(場所は大通~西11丁目間で、工事期間中はその区間を運休し、バス代行を輸送)し、東西線と東豊線をつなげました。なぜ、つなげたというと、東豊線栄町の引きこみ線先に車両基地をつくる予定でしたが、住民の反対意見が多かったので、そこにはつくることができず、西車両基地を東豊線の車両基地へ変えたのです。西車両基地で管理されていた車西線の車両は、東車両基地へ留意しようと決断し、東車両基地の留意線を増やして東西線の車両は全て東車両基地で管理されることになりました。
話は変わり、1999年2月25日に、琴以⇔宮の沢間が延伸し開業しました。それに伴って、8000形が登場&6000形24編成全てが7両化になりました。
東西線が変わっていく
老朽化により、2002年から6000形が廃車していき、2008年に6000形が引退し全編成廃車となりました。
2009年9月1日、8000形のATO運転が始まり、東西線の自動運転は約19年ぶりに再開しました。
2019年から、東西線も825編成をはじめフルカラー編成が登場し運用開始しました。2023年度までに全編成フルカラーに更新されます。
東西線の東車両基地からひばりヶ丘駅手前までも自動運転?!
車両基地へ出入庫する場合は手動運転による運転が基本です。ですが、札幌市営地下鉄東西線は、東車両基地⇔ひばりヶ丘駅手前間もATCによる自動運転をしている様です。ATCとは区間ごとに決められる速度を自動でその速さで走る(Automatic Train Control:自動列車制御装置)運転方法です。これは、ATO自動運転をやめた6000形も8000形にも導入したそうです。運転手は乗っていないらしいので、無人運転ですね
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