東豊線7000形の車両紹介

​7000形は、1988(昭和63)年12月2日に栄町⇔豊水すすきの間が開業したときに登場しました。開業当初は15編成×4両で60両登場しました。開業前の1987(昭和62)年に7000形1次車の701編成が製造し、開業前は深夜に東西線で試運転をしていました。
7000形1次車と2次車(2次車は702編成~715編成)は東西線6000形を元次いで製造した電車です。東西線が開業したとき、6000形4両編成が登場し、それに合わせているのか東豊線も開業当初から4両編成です。
1994(平成5)年に、豊水すすきの⇔福住間が延伸し開業しましたが、車両は増えず、5編成×4両で20両登場しました(3次車)。なぜ車両が増えなかったというと、開業に伴う工事の費用が多額にかかり車両を増やす余裕がなかったのと、札幌ドームが開業する前(札幌ドームは2001(平成12)年6月2日に開業しました)は東豊線の利用客が少なかったのと、工事期間中はバブル景気だったのですが、その後はバブル崩壊になったからです。バブル景気とは1986(昭和61)年12月から1991(平成2)年2月の間は日本において経済が良かったことバブル崩壊とは急激に景気が後退したことを示します。バブルが崩壊した理由は、バブル景気が異常すぎたことです。異常すぎた原因を1つだけあげてみると、バブルが良かった年前の1985年の平均給料はバブル通常約350万円でしたが、バブル景気の時は給料が毎年100万円以上増えたと、いかにも異常すぎることが分かりますね。
話をもどし、7000形の特徴を簡単に紹介します。1次車と2次車の車体の形などは変わらず、製造年が異なるだけです(1次車は1987(昭和62)年、2次車は1988年製造)。3次車は、1・2次車と異なり、ドアと編成番号を青色に塗られ、札幌市章からSTマーク(札幌市営地下鉄のマーク)になり、車両の顔や車両側面にも描いています。さらに、行き先表示や車内電光掲示板(次駅を案内する掲示板)もつけられました。
しかし、2014年12月から、7000形の引退・廃車が進んでいき、2016年6月25日に全編成引退・廃車しました。東豊線の役目を9000形に交代しました。

※編成表に書き忘れがあります。7100の上に←栄町、7800の上に福住→を書き忘れてしまいました。すみません。

SCSMH1

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