そもそも、なぜ『ちゅんちゅん』が鳴るの?
電車が駅に接近してくるときにちゅんちゅんの音を聞いたことはありますか?その音を聞いて、なぜ鳴っているの?と疑問をもったことはないかと思います。詳しく説明しましょう。
電車を走るには、当然電気が必要ですね。屋根につけられているパンタグラフを使って+の電気を集めて、車輪から線路に逃がしるのが普通です。しかし、札幌市営地下鉄はゴムタイヤなので、電気は流せず、逃がすことができません。
札幌市営地下鉄はさっきもいった通りゴムタイヤなので、2本の線路で走ることができませんので、レールが1本だけです。下の写真の1本のレールが案内軌条といい、そこから-の電気を流しているようです。そこに電流を流すために電車に負集電器という装置を付けました。ほとんどが負集電器と案内軌条に触る感じです。案内軌条から離れた負集電器が再度触れるとちゅんちゅんという音がします。これが、ちゅんちゅんの音が鳴る原因です。
ちゅんちゅんが鳴るのは、他の地下鉄もあるの?
STV札幌テレビのどさんこワイド179でも、このような似たことが紹介されていました。全国で8か所に地下鉄がありますが、STVの取材によると、ちゅんちゅんが鳴るのは札幌市営地下鉄のみということです。
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